老若男女 さて勝負の行方は?


photo #259

ペーロン競槽 オープンの部

チーム名:浪わ

タイム:3分28秒35

順位=2位(オープンの部)

舵取りとドラに注目です

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ここで相生ペーロン祭について紹介します。

17世紀中頃に中国から長崎に伝来した「ペーロン競漕」が兵庫・相生の地にも伝わり発展した祭り。龍の姿をイメージした木の船「ペーロン艇」に、銅鑼・太鼓・漕ぎ手の総勢32人が乗り込み、600~900メートルの距離の速さを競います。勝敗だけにこだわるのではなく、全員が心を一つにする美しさが相生の海を華やかに彩ります。

相生にペーロンが伝わったのは大正11年(1922年)です。株式会社IHI(旧社名「石川島播磨重工業株式会社」)の前身にあたる播磨造船所に、長崎出身の造船マンが大勢いて、その人たちが故郷を懐かしみ、長崎で盛んだったペーロンを始めたのが相生のペーロン競漕の起こりです。

ペーロン競漕には一般男子1部、一般男子2部、一般女子、オープンレースの4部門があり、合わせて約60~70チームがエントリーします。

オープンレースは相生市民以外の方も参加しますが、一般男子、一般女子の部には相生市民を中心に結成された職域チーム、自治会チーム、ペーロン愛好者が集まったクラブチームなどが参加します。

1回のレースに出場するのは4チームで、優勝するには予選、準決勝、決勝の3レースを勝ち抜かなければなりません。1日に行われるレース数は30レースを超し、朝9時から行っても終わるのは夕方になります。審判をはじめ運営側は大変ですが、観客の方は10~15分間隔でレースが見られるので楽しいと思います。

ペーロン競漕の醍醐味は艇長の指揮のもと、28名の漕ぎ手が呼吸を合わせて櫂(かい)を力強く漕ぐ姿は迫力満点です。

一緒に艇に乗り込んでいる銅鑼と太鼓が「ドン、デン、ジャン」と打ち鳴らされ、士気を鼓舞するのですが、3ツ打ちから4ツ打ちへと変化させ漕ぎ手の気持ちを調整しながら船を進め、ラストスパートでの5ツ打ちのリズムはレースの興奮をいやがうえにも高めます。

レースの見所の一つは折り返し地点です。予選は300mのコースを一往復、準決勝と決勝は一往復半するので、予選は1回、準決勝と決勝は2回、折り返し地点に立てられた旗竿を回ります。

このとき、いかにスムーズに無駄なく回るかが勝敗の分かれ目になり、舵取りの腕が問われます。昔から、勝てば漕ぎ手の功績、負ければ舵取りの責任と言われるくらい舵取りの責任は重大です。

ペーロンの真の醍醐味は、櫂を漕いだときの海と一体化するような得も言われぬ気持ちだそうです。

そして、決勝レースが終わった後、かけられる言葉に「陸に上がったとき、空が黄色く見えたか?」。
青い空が黄色く見えるくらい体力の限界まで漕がなければならないという意味らしいです。

競漕ですからどのチームも目指すのは優勝ですが、優勝を狙うレベルまで達していないチームも前年よりもタイムを縮めるなど、それぞれに目標を掲げてレースに臨み、その目標が達成できたときに満足感が得られるところもペーロン競漕の良いところです。

レースのみどころのひとつは折り返し地点です。
予選は300mのコースを一往復、準決勝と決勝は一往復半するので、予選は1回、準決勝と決勝は2回、折り返し地点に立てられた旗竿を回ります。

このとき、いかにスムーズに無駄なく回るかが勝敗の分かれ目になり、舵取りの腕が問われます。

昔から、勝てば漕ぎ手の功績、負ければ舵取りの責任といわれるくらい舵取りの責任は重大です。

舵取りの腕が良ければ3~5秒の差は一気に縮まります。折り返しが決め手になって順位が大きく変動することも珍しくありません。

ただ、観客はコースを真横から見られないので、僅差だと素人目には順位がどう変動したのか、分からないことがあります。

そのとき助けになるのが実況放送です。20年ほど前から競馬専門のアナウンサーに依頼し、レースを実況しているのですが、レース運びがよく分かると好評です。

一般男子のチームは実力別に1部と2部に分かれています。

1部の強豪チームになると、海上練習が解禁される約1ヵ月間以外の時期にも、「陸ペー(おかぺー)」といって水を入れた水槽で櫂を漕ぐ練習をしているので、年々実力は向上していて、レースのタイムが伸びています。

2部チームも、優勝すれば1部チームに昇格できるので真剣です。

対照的なのは市外の参加者が多いオープンレースで、こちらは年に一度相生に来てペーロンを漕ぐのを楽しみにしているという人が大半で、和気あいあいとレースの雰囲気を満喫しておられます。

一般の部は普段から練習を積んでいるので櫂の動きが揃っていて、見ていて迫力があります。

オープンレースの参加チームは約2時間の海上練習以外、ほとんど練習らしい練習をしていないので、一般の部のような颯爽としたレース展開ではありませんが、その代わり櫂を漕ぐのが楽しくて仕方ないという様子が見ている側にも伝わってきて和みます。

そういった部門ごとの雰囲気の違いも見ものだと思います。





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by kanabo0319 | 2018-05-28 21:10 | Comments(0)